業務用のエアコンには大きく分けて３つの種類があります。壁や天井のボードと一体型にする埋込タイプがまず１つ、これはビルトインと呼ばれている薄型のモデルです。見た目を損なわないために商業エリアや公共機関などでは良く使われております。次は設置型と呼ばれるもので、箱型の外見をしていて家庭用よりも大きなことが特徴です。
壁に備え付けることで強力なエアコン空調能力を発揮し、たとえば工場内や倉庫などを全体的に冷やしたり暖める能力に優れております。見た目は無骨ですが頼りになる存在であり、夏場の熱中症対策や工場内のデリケートな部品や食材などの温度を一定にしてくれる効果があるのです。工場では天井型のスポットクーラーや、移動式のスポットクーラーなども活躍しております。最期の業務用で一般的なのは吊り形と呼ばれているものです。
よくオフィスの天井に設置してあり、四方や八方に風が吹き出すことで、効率的にオフィス空間の空調を行ってくれます。吊り型はビルトインタイプに比べて施工が簡単で、設置型よりも場所を取らないメリットがあるのです。天井に穴を開けなくても工事が済むために、費用的なメリットも少なくありません。吊り形の業務用エアコンの長所は遠くまで風を送り、細長い空間に特に効果的なことです。
最大出力は１０馬力と、家庭用に比べて吊り形はパワフルになります。天井から露出しているために風が遠くに届くことと、足元にも風を届ける効果が高いのが特徴です。